いびき・睡眠障害/
睡眠時無呼吸症候群について
「ただのいびき」と見過ごさず
質の高い眠りを取り戻しましょう
睡眠時無呼吸症候群(SAS)は、睡眠中に何度も呼吸が止まったり、浅くなったりする病気です。眠っている間に体内の酸素が不足するため、心臓や血管に大きな負担がかかり、放置すると高血圧、心不全、脳卒中、糖尿病などの重篤な生活習慣病を引き起こすリスクが高まります。また、日中の集中力低下は重大な事故につながる恐れもあります。当院では、睡眠の質を改善し、全身の健康を守るための診療を行っています。
TROUBLE
このような症状、お悩みはご相談ください
- 大きないびきがある
- 起床時に頭が重い
- 夜中に何度も目が覚めてしまう
- 高血圧や糖尿病の治療を受けている
- 日中、場所を問わず
強い眠気に襲われることがある - 十分に寝ているはずなのに、
常に身体がだるく疲れが取れない
睡眠時無呼吸症候群
セルフチェック
「日中、気づくとウトウトしている」「大事な場面で眠くなってしまう」といった悩みはありませんか? 世界的に使われている「日中の眠気」を客観的に評価するためのテスト「ESS(エプワース眠気尺度)」で、チェックしてみましょう。
| チェック項目 | ほとんど 眠る |
しばしば 眠る |
たまに 眠る |
ほとんど ない |
|---|---|---|---|---|
| 座って読書をしているとき | 3 | 2 | 1 | 0 |
| テレビを見ているとき | 3 | 2 | 1 | 0 |
| 人の集まりや会議中(静かな環境)で座っているとき | 3 | 2 | 1 | 0 |
| 他人の運転する車に、休憩なしで1時間以上乗っているとき | 3 | 2 | 1 | 0 |
| 午後に、横になって休むとき | 3 | 2 | 1 | 0 |
| 座って人と会話しているとき | 3 | 2 | 1 | 0 |
| お酒を飲まずに昼食後、静かに座っているとき | 3 | 2 | 1 | 0 |
11点以上で睡眠時無呼吸症候群の可能性があります。
気づいた今が治療のチャンスです。お気軽に当院までご相談ください。
睡眠時無呼吸症候群の検査
モニター検査
手首に時計のような装置をつけ、指先と鼻にセンサーを装着して寝るだけの簡単な検査です。無呼吸の回数や酸素の状態を測定します。ご自宅でリラックスした状態で検査ができるため、入院の必要はありません。
専門機関へご紹介
簡易検査の結果、より詳細な解析が必要と判断された場合には、専門の医療機関での多機能睡眠ポリグラフ(PSG)検査をご案内いたします。当院は地域の高度医療機関と密に連携しておりますので、スムーズなご紹介が可能です。
当院の治療方法
CPAP療法
中等症から重症のかたに効果的な治療法です。睡眠中に鼻マスクから一定の圧力をかけた空気を送り込み、気道を広げて無呼吸を防ぎます。当院では定期的な受診を通じて、機器の使用状況や体調の変化をきめ細かくサポートいたします。
生活指導
肥満は気道を狭くする大きな原因の一つです。内科医としての知見を活かし、食事や運動などの生活習慣改善をアドバイスします。また、横向きで寝る工夫や減酒など、身近な対策も併せてお伝えします。
検査の流れ
01 問診・診察
患者さんのお悩みを丁寧にお伺いします。日中の眠気の程度や、既往歴、現在の体調について詳しく医師と共有します。
02 自宅での簡易検査
検査機器をお持ち帰りいただき(または配送)、ご自宅で1〜2晩装着して就寝していただきます。
03 結果説明・方針決定
解析データをもとに、医師が診断結果を詳しく説明し、今後の治療方針をご相談します。
04 治療開始・定期通院
CPAP治療などを開始した後は、月に1回程度の通院で治療状況を確認し、健やかな睡眠を維持できるようサポートを継続します。